Microsoftは米国時間16日、「Windows Live」サービスを通じて提供するVoIPおよびビデオ関連製品に関する計画の詳細を明らかにした。このサービスには、新しいVoIP電話機や、アドレス帳の名前をクリックするだけで通話が可能になる機能も用意される。
同社はすでに、Logitech製品を使うビデオチャット機能とPC同士のVoIP機能を、「MSN Messenger」経由で無料で提供している。また、「Windows Live Messenger」を通じた電話への片道通話機能も一部提供されている。
Microsoftは今回、Liveサービス戦略の一環として、年内にもVoIP関連製品の品揃えを拡大するか、もしくは「Windows Live Mail」「Windows Live Search」「Windows Live Messenger」の新しい機能をテストする計画を明らかにした。
現在デスクトップ版のベータテストが進むWindows Live Mailには、今後無償のメールクライアントが用意されることになる。このクライアントでは、アドレス帳の連絡先を右クリックするだけで、PC対PCの音声/ビデオ通話が開始できるようになる。
Microsoftはまた、検索された連絡先にPCから直接電話をかけられるようにする「Windows Live Search」のテストも計画している。
同社はさらに、Windows Live Messenger経由でPC対PCの通話やPCから電話への片道通話が可能になる複数の新しいVoIP電話機も発表したいと考えている。これらの電話機は、従来の電話回線にも対応する。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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