MicrosoftがWindows XP向けに準備した、ペアレンタルコントロールソフトウェアの初期バージョン「Windows Live Family Safety Settings」のテスターを募集している。
Microsoftが米国時間2月22日にテスター宛てに送信した招待のメールによると、同ソフトウェアはオンラインコンテンツをフィルタリングするためのもので、保護者はこれを利用して、自分たちが不適切だと判断したコンテンツ(アルコールやタバコ、ギャンブルに関する情報やアダルトコンテンツなど)を、子どもたちが閲覧しないように設定できるという。
保護者は、子供たち一人ひとりのアカウントを作成し、それぞれのアカウントが訪問したウェブサイトに関するレポートを見ることができる。また、保護者がインターネットにアクセスするときは、サービスを無効に設定することも可能だと、Microsoftは述べる。
Microsoftでは、次期OS「Windows Vista」においてもペアレンタルコントロール機能をサポートする予定。Vistaは2006年末までに出荷される計画である。
Microsoftは、2005年11月に発表した「Windows Live」ブランドの一環として、Windows Live MailやWindows Live Messengerなどのオンラインサービスを提供している。同社はまた、小規模企業向けのウェブホスティング/ビジネスアプリケーションを集めたOffice Liveの開発にも取り組んでいる。
Microsoftの広報担当は23日、Windows Live Family Filterの正式版のリリース時期について明言を避けた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス