また、ワンセグ放送対応機については「もっとも消費者から求められている機能は、テレビだということがわかっていると語り、積極的に取りくむ姿勢を見せた。ワンセグ対応機好調な売れ行きを見せており、端末購入者が増えることで好循環を期待していると述べた。
「最も消費者から求められている機能は、テレビだということがわかっている。消費者の求めるものを積極的に取り組んでいきたい。しかし、利用形態が多様化している昨今、必要ないとする人もいるだろう。すべての端末にワンセグ機能を搭載する必要はないと考えている」(小野寺氏)
「NTT線路部門は独立して公平競争条件を作るべき」
小野寺氏は、総務大臣が主催している竹中平蔵総務大臣が直轄する私的懇談会「通信と放送の在り方に関する懇談会」で 設備投資に関する競争ルールについての話し合いがなされていることを明らかにした。
設備ベースの競争について、小野寺氏は必要だと考えている。しかし、現在競争できる環境ができているかという疑問を投げかけた。
「NTTの回線利用は平等に利用できているが、設備を敷設する際にはNTTが有利になっている。ボトルネックがなくならない以上、公正競争条件はありえない。開放をきっちりとやるべきだ。そのためにはNTTの(回線事業を扱う)線路部門は分離独立の必要がある」(小野寺氏)。具体的には、NTTに「モノ・ヒト・カネ」の完全な遮断を望むとした。CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手