機能の説明はこれくらいにして、実際に校正した様子を見てみよう。先ほど作成したルールが、どのように原稿に反映され、校正されるのだろうか。
まずJust Right!2を立ち上げ、「開く」アイコンから校正したい文章を含むファイルを開くと、画面左の「編集ウインドウ」にその文章が表示される。そしてツールバーから、「標準」「簡易」などの校正ルールを選択し、「校正実行ボタン」を押す。すると自動で校正が行われ、校正結果がハイライトで文中に表示される。
これはよい。どこを間違えたのかが視覚的に分かるのだ。さらに右横の「校正ウインドウ」に、校正結果とその理由、訂正候補、補足説明が表示されるのもありがたい。ミスの指摘だけならば、どのように修正すればよいか分からないこともあるからだ。間違えた個所は、訂正候補となる単語をクリックすれば自動で修正できる。
校正ウインドウは、全体の校正個所が分かる「校正結果」、表記ゆれの指摘のみを一覧にした「表記ゆれ」、括弧の指摘のみを一覧にした「括弧」の3つのタブからなっている。
特に便利だと感じたのは「表記ゆれ」だ。例えば「いただく」「頂く」と表記がまちまちであった場合、文中のそれらの単語をピックアップし、校正ウインドウに一覧で表示するのだ。
これがもし編集ウインドウにハイライトで表示されていたとすると、それぞれの単語を探し出すのは大変なはずだ。長文ならなおさらのこと。しかし一覧表示により、どれだけの数がどのように間違えたかが簡単に確認できる。なお、修正する際は、単語をダブルクリックすれば編集ウインドウに飛べるため、そこで直接修正が行える。
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