日本ベリサインは3月3日、伊藤忠商事からセキュリティ情報配信サービス「CyberNotice」の営業譲渡を受けることで、同社と合意したと発表した。米VeriSignが、2005年にCyberNoticeのライセンス供与元である米iDEFENSEを買収したことにあわせ、日本での提供体制を再編するものとみられる。日本ベリサインと伊藤忠商事では、今後具体的な条件を協議するという。
CyberNoticeは、米国の政府機関などから取得したハッカー情報、ソフトウェアのぜい弱性といったセキュリティ情報を専門のアナリストが分析。レポートにまとめて配信する。伊藤忠商事傘下のサイバーディフェンス研究所が、iDEFENSE社のライセンス供与を受け、2002年に開始した。
日本ベリサインでは営業譲渡を受けた後、同情報配信サービスを、ネットワークセキュリティ機器の監視/管理などを含むマネージドセキュリティサービス(MSS)に統合。MSSの顧客向けに提供していくという。
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