サービスの多角化を進めるVeriSignは米国時間17日、コンテンツの収集/配信関連技術を開発するMoreover Technologiesを3000万ドルの現金で買収したと明らかにした。
Moreoverでは、世界126カ国で公開されている1万2000件のニュースソースや数百万のブログから、あわせて25カ国語のコンテンツをアグリゲートしている。アグリゲートされたコンテンツはタグ付けされた後に、MSNやAskJeeves、BBCなどのウェブサイトに配信されている。
買収後のMoreoverは、VeriSignが新規に立ち上げる事業部に組み込まれるが、ここには先ごろ買収されたWeblogs.comや、VeriSign独自の「ping service」用インフラ事業も含まれる。Moreoverには、サンフランシスコとロンドンで働くあわせて35人の従業員がいるが、この買収で全員がそのままVeriSignに移籍することになる。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置くVeriSignは、多角的なインフラサービスを提供しており、「.com」「.net」両ドメインのレジストリやインターネットのDomain Name System(DNS)のルートサーバの運用を行うほか、セキュリティ関連サービスも提供している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」