Lunascapeは3月2日、低スペックマシンでも動作する軽量タブブラウザ「Lunascape3 Lite」の正式版と、iPodやフラッシュメモリデバイスなどでの持ち運びに対応したタブブラウザ「Lunascape3 Pocket」の正式版をリリースした。また、トヨタ自動車向けに提供している「TOYOTA-Browser」の最新版「T-Browser2」の提供を開始する。
Lunascape3 Liteは、Lunascape3正式版とほぼ同等の機能を持ちながら、Pentium3 300MHz程度のスペックのマシンでも軽快に動作することが特徴。今回新たにIE用サイドバープラグインのRSSリーダー「RSSバー/RSSクリップ」をバンドルし、インストール時に導入を選択するだけでRSSリーダ機能も利用できるようになった。
一方、Lunascape3 Pocketは、USBメモリなどの外部記憶装置に展開し、持ち運んで利用することを想定したタブブラウザで、Lunascape3 LiteをベースにLunascape2 Liteアーカイブ版をバージョンアップしたもの。インストーラを利用することで、初心者でも簡単にフラッシュメモリデバイスにインストールできる。
なお、Lunascape3 Lite、Lunascape3 Pocketの2製品はLunascape3正式版のようなGeckoエンジンとのダブルエンジンには対応していない。
また、T-Browser2には、今回新たに「ワンクリックスキンチェンジ機能」を搭載した。ワンクリックで自動的にスキンをダウンロード・展開・インストールする機能で、トヨタのサイトからカタログを請求することで、Ractis、bB、Camry、Estima、Rush、Wishの6車種をイメージしたTOYOTA-Browser用カースキンが利用できる。その他、TOYOTA Mail Magazineへの「ワンクリックログインツールバー」を搭載し、TOYOTA Mail Magazine IDを持っているユーザーは、一度ログインIDとパスワードを登録しておけば、このツールバーをワンクリックするだけでサービスにログインできる。
Lunascape3 LiteとPocketの動作推奨環境は以下のとおり。
Lunascape3 LiteとPocketはLunascapeのサイトから、T-Browser2はトヨタのサイトから、無料でダウンロードできる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」