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MITの学生が「空飛ぶ自動車」開発に挑戦へ

文:Michael Kanellos(CNET News.com)
編集校正:坂和敏(編集部)
2006年02月17日 13時06分
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 マサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院生が2006年夏に、これまで何十年にもわたって人々を惹きつけてきたあるアイデアの実現に挑戦する。そのアイデアとは、空飛ぶ自動車だ。

 「Lemelson-MIT Student Prize」という賞を受賞したCarl Dietrichと、MITの航空宇宙工学科の学生らがつくったTerrafugiaという新興企業が、「Transition Personal Air Vehicle」と彼らが呼んでいる、折りたたみ可能な翼のついたSUVを、2006年7月末にウィスコンシン州オシュコシュで開催予定の「EAA AirVenture Conference」で発表する計画を進めている。

 この空飛ぶSUVは、100〜500マイル(約160〜800キロメートル)の飛行が可能となるように設計されている。このSUVは、乗員2人と荷物、それにプレミアム無鉛ガソリンを入れたタンク1つを運ぶことができ、また(重心を微調整するための)電気計算機、エアバッグ、空力抵抗を考慮したバンパー、そしてGPS(全地球測位システム)ナビゲーション装置が搭載されることになる。

 Terrafugiaは、最終的にTransitionが軽飛行機のライセンスで運転できる乗り物として認可されることを期待している。

 プロトタイプはまだ存在していないが、同社はLemelson-MIT Student Prizeの賞金3万ドルを使って、オシュコシュで開催されるイベントで披露するものを作る予定だ。同社によれば、完全な形のプロトタイプは遅くとも2008年までに登場し、また2009年か2010年までには実際に試運転にこぎ着ける可能性があるという。

 ここ数年、空は起業家や研究者にとって新たなフロンティアとなっている。「X Prize」(高度100キロまでの飛行を2週間以内に2度達成した最初の民間ベンチャーに、1000万ドルの賞金が与えられるというコンテスト)に挑戦したRichard Bransonや他の起業家らは、宇宙観光事業を検討し始めた。一方、PayPalの創業者Elon Muskは、人工衛星を軌道に乗せるためのロケットを打ち上げるSpaceXという民間会社を興した。また類似のベンチャーとしては、より潤沢な資金を集めたSea Launchという会社もある。さらにスタンフォード大学では自力で人工衛星をつくる方法を教える授業もある。

 また、短距離のフライトやそのための飛行機を提供する新興会社も多数設立されている。Citrixの創立者Ed IacobucciはDayJetを興し、現在、地方のハブ間をオンデマンドで飛行するためにEclipse(6人乗りの小型ジェット機)を購入することを計画している。また、People Airlinesの創業者も、小型軽量のEclipseを利用する同様の企業を始めている(Eclipseの資金提供者のなかにはMicrosoft会長のBill Gatesもいる)

 さらに、日曜大工派の冒険家、Elwood "Woody" Norrisは「AirScooter」という自家用ヘリコプターを開発しており、スタンフォード大学の大学院生らもリクリエーション目的の飛行機を開発する謎の新興企業を立ち上げたと、この計画に詳しい情報筋が述べていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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