ヤフー、NSA監視プログラムへの協力疑惑に沈黙--米下院聴聞会にて

文:Declan McCullagh(CNET News.com)
翻訳校正:尾本香里(編集部)
2006年02月16日 19時14分
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 米国時間2月15日の議会聴聞会で、Yahooのシニアバイスプレジデント兼相談役のMichael Callahanは、政府機関が裁判所の令状なしに保管記録の提出を求めてきたらどうするかと問われ、回答を拒否した。

 米国家安全保障局(NSA)による裁判所の許可なしの国内盗聴疑惑に Yahooが協力したか否かを探ろうとした下院議員Brad Sherman(カリフォルニア州選出:民主党)の質問に対し、同氏は5回も回答を拒否した。

 宣誓証言をしたCallahanは「私がコメントするのは適切ではない」と述べ、「Yahooが情報を提供するのは法によって要求された場合のみである」と付け加えた。

 しかし、Callahanは、裁判所による許可なしのNSAからの請求を法による要求とみなすか否かについては、回答を拒んでいる。

 Yahooがこの質問に答えることを妨げるような法律や規制はない。CNET News.comが実施した調査で、BellSouthやComcast、EarthLink、T-Mobileは、そのような場合は情報を提供しないと回答した。下院議員John Conyers(ミシガン州選出:民主党)もこれらの企業に類似の質問をしている。一方AT&Tはプライバシー関連の法を犯して、NSAに情報を提供したとして訴えられている。

 ハーバード大学法学部出身のSherman議員は、弁護士時代、細かいことにこだわる弁護士として知られていた。NSAの監視プログラムを問題視するShermanは先週、Bush大統領がテロリストによるロサンゼルスの超高層ビル攻撃を阻止したと述べたことについて、これも世論を意識したうえでの政治的発言だと述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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