セコムトラストネットとシーサイドネットは2月7日、低価格セキュアホスティングサービスの開発を共同で進めると発表した。シーサイドネットが、同社のホスティングサービス運営ノウハウとセコムトラストネットのセキュリティ管理ノウハウを組み合わせてパッケージ化し、小規模なホスティングサービスを低価格で提供していく。
セコムトラストネットは、セキュリティ認証規格ISMSや金融情報システムセンター(FISC)の安全対策規準を満たしたデータセンター「セコムセキュアデータセンター(セコムSDC)」を運営してきた。両社では今回の提携について、「セキュリティ意識の高い金融機関や大手企業を中心に同データセンターの利用が進んでいるが、昨今のセキュリティ意識の変化により、今後さらに幅広い層からの需要が予想される」と狙いを説明する。
そこで、シーサイドネットは、セコムSDCのノウハウをベースに、比較的安い価格でのホスティングサービスの提供を目指す。さらに、自社の全サービスをセコムSDCへ移転し、既存サービスを運営するとともに新規サービスも開発する。
両社はネットワーク環境などの整備を進めており、すでに内部ネットワークの導入が完了している。今後は、「単一の事業提携にとどまらない多方面での連携も視野に入れ、新たな専用サーバサービスの開発も予定している」(両社)という。
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