ディズニー、ピクサーに買収提案へ--70億ドル提示、ジョブズは取締役に

文:John Borland and Ina Fried (CNET News.com)
翻訳校正:尾本香里、坂和敏(編集部)
2006年01月24日 16時34分

 複数機関の報道によると、Walt Disney Co.の取締役会が、Pixar Animation Studiosへの買収提案を承認したという。Pixarには「Toy Story(邦題:「トイ・ストーリー」)」や「The Incredibles(邦題:「Mr.インクレディブル」)」などのヒット作がある。

  Disneyの取締役会は米国時間23日に会議を行い、CEOのRobert Igerに対し、Pixarの買収提案を行うことを認める決定を下した。New York Timesの報道によると、DisneyはPixarを株式交換で買収する予定で、買収総額は70億ドル近くにまでのぼるという。

 BusinessWeekの報道によると、この提案のなかにはPixar最高責任者(CEO)Steve JobsのDisney取締役への就任も含まれており、またJobsはDisney株式の約7%を保有する最大の株主になるという。

 この提案が受け入れられた場合、米国時間24日にも買収の成立が発表されることになりそうだと複数の報道が伝えている。

 Pixarの関係者はこの件に関するコメントを控えた。しかし、両社の交渉に詳しい消息筋は、CNET News.comに対し、同社では24日にも電話会議を招集する予定があると語った。

 Disney関係者からはコメントを得られていない。

 両社の間ではPixarの製作した映画の配信をDisneyが続けるかどうかの交渉が以前から続けられてきていた。Disneyは、Pixarの長編映画第1作である「Toy Story」以来、同社の作品を配給してきた。Pixarの次回作「Cars」は、これまでの契約のもとで配給される最後の作品となる。

 両者の交渉は、2004年に1度は決別していたが、当時DisneyのCEOだったMichael Eisnerがその後退任したことを受け、Jobsと良好な関係を保つIgerとの間で再開された。昨年10月にAppleがビデオiPodとiTunes Music Storeでのビデオダウンロード開始を発表した際には、IgerはJobsとともに発表の壇上に上がっていた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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