日立製作所は1月6日、地上デジタルチューナーを搭載したPC「新・ハイビジョン プリウス」など9モデルを発表した。1月14日より順次発売する。
9モデルのうち、4シリーズが地上デジタルチューナー搭載モデルで、ハイビジョン映像の視聴や録画が楽しめる。「冬季オリンピックやサッカーなど、スポーツが注目される今年こそがまさにデジタル元年」(日立製作所インターネットプラットフォーム事業部 開発本部 開発部長 林良裕氏)として、ハイビジョン対応プリウスを本格展開する方針だ。
また、ラスベガスで開催中のCESで発表されたインテルの新しいプラットフォーム「Viivテクノロジ」を採用した「Prius Deck」シリーズも発表された。OSにはWindows Media Center Edition 2005を採用しており、リビング向けのホームサーバと位置付けられている。ハイエンドモデルにはシリーズの中ではもっとも容量の多い500GBのHDDを搭載。ハイスペックながらも幅59mmと非常にスリムな筐体が特徴的だ。従来モデルから約53%スリム化されたという。なお、ディスプレイの背面に置くことや横置きなども可能。黒とアルミの素材を組み合わせたスタイリッシュなデザインで、グッドデザイン賞やドイツIFデザイン賞を受賞している。
地上デジタルチューナーを搭載した「DH75P2」の想定価格は32万円前後、地上アナログチューナーを搭載した「DH73P2」は27万円前後となっている。なお、Prius Deckシリーズで地上アナログと地上デジタルの両方を搭載しているモデルはない。
今回発表されたモデルの詳細と価格は下記のとおり。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」