楽天は1月5日、インターネットショッピングモール「楽天市場」の出店数が2005年12月28日に1万5000店を突破したと発表した。楽天によると2004年10月に出店数1万店を突破後、わずか1年2カ月で5000店増加したという。
楽天では出店数増加の主な要因として、プロ野球参入による知名度向上や、電子商取引への参入に対する事業者の意欲の高まりなどを挙げる。
楽天市場に月商5億円を超える店舗や、携帯電話向けの電子商取引で月商1億円を超える店舗が現れたことなどが影響。電子商取引に対する事業者の意識が従来の副業的な位置付けから変化し、本格的な投資、運営が定着しつつあるという。
また地方拠点を増やし、現地の事業者向けのサポート体制を整えたことも出店数増加に貢献したとする。大阪に続き、仙台、福岡に支社を拡大したことから、九州地域の出店数は前年比68.16%増、東北地域は同65.86%増と、ほかの地域に比べ高い成長を示した。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」