JPドメイン名の登録管理やドメインネームシステム(DNS)の運用を手がける日本レジストリサービス(JPRS)は12月15日、駅名を日本語JPドメインとして持つ駅周辺情報サービス「駅街ガイド.jp」を開始した。日本語JPドメインを普及させるのが狙いだ。
駅名を「http://新宿駅.jp/」のようにしてブラウザのアドレスバーに入力すると、駅周辺の各種施設の場所や飲食店情報、宿泊施設情報、天気情報、地図などへのリンクが一覧で表示される。Googleローカルや@グルメぴあ、楽天トラベル、Excite、gooなどに掲載された各駅の周辺情報にリンクされている。
JPRSでは「これにより、従来は各ポータルサイトごとに検索が必要だった各種地域情報が『駅名』を切り口に総合的に入手できる」と説明する。なお、このサービスは携帯電話からのアクセスにも対応している。
JPRSはこれまで携帯電話から日本語JPドメインを使ってサイトにアクセスするための「日本語JPアクセスサイト」や日本語JPドメイン名のポータルサイト「日本語.jp」、「人名辞典.jp」など、日本語JPドメイン名の普及に向けたサイトを開設してきた。日本語JPドメイン名の登録数は12月1日時点で11万5200件となっており、JPドメイン名全体の約15%を占めているという。
「駅街ガイド.jp」で新宿駅の周辺情報を調べた様子
|
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス