一方、一部のアナリストは、工場から最初に出荷される製品に欠陥があるのは、それほど珍しいことではないと言う。
「明らかにMicrosoftは、販売チャネルに乗せる製品の数を制限している」とThe NPD GroupのインダストリーアナリストディレクターRoss Rubinは述べた。「おそらく同社は、必死で部材を集めたのだろう。製品の初期出荷モデルで何らかの品質管理上の問題が発生するのはよくあることだ」(Rubin)
同様に、DFC IntelligenceのアナリストであるDavid Coleは、Xboxの不具合に関する報告に驚くことはなかった。
「それほど大きな問題でないようだ」とColeは言う。「新製品について1点だけ常に言えるのは、ファーストユニットには問題がありがちだということだ。立ち上げたばかり製造工程には、このような小さなバグが付きものだ」(Cole)
ソニーのプレイステーション2が最初に店頭に並んだとき、DVD再生関するバグが複数存在した。
Rubinによると、Xboxの問題に関してさまざまな話が広がっているが、どの程度の頻度で問題が発生するかを知るのは実際には困難だという。
「これは、現在市場に出ているユニット数が少ないということに加え、ほとんどの報告が逸話的であることが理由だ」と話した。
しかし、Derrick BoddenのようなXbox 360のユーザーにとって、バグは逸話ではない。Boddenの場合、Xboxの購入から数日後に画面上に異常が現れ始めた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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