NEC(金杉明信社長)と市場調査会社のユーティル(宇田川信雄社長)は共 同で160万人のモニターを使ったインターネットリサーチサービス「BIGLOBEユー ティルネットリサーチ(BUネットリサーチ)」を11月21日から開始すると発表し た。業界初となる「自動アンケート設計機能」で、調査時間の短縮とコストを削 減したのが特徴。
モニターは、NECのインターネットサービス「BIGLOBE」などのサービスを無 料で利用する「BIGLOBEカフェ」の会員、160万人を対象にする。年齢層は10代 -70代で、首都圏、京阪神地区を中心に全国に分布している。調査ごとにモニ ターをランダムに選択し、依頼頻度をコントロールすることで、一般消費者に 近い回答を得ることが可能。回答は24時間で回収できる。
業界初となる、プロのリサーチャーの技術を反映した「自動アンケート設計」 機能を採用。専門の会社に依頼していた「対象業種」や「調査目的」といったア ンケートの基本内容や質問表作成などが利用企業自らが簡単な操作で作成できる 。そのため、従来のリサーチより30%の時間短縮、40%のコストダウンを実現し た。
料金は、「アンケート設計」「質問表作成」「モニタリング」「集計・デー タ加工」の基本メニュー、サンプル数100人、質問数10問で5万円から。
ほかにも対象者の絞り込みを行うスクリーニングや分析レポート作成などの 追加メニューも用意している。NECとユーティルでは新サービスで08年度末ま でに50億円の売り上げを見込む。
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