電力線を通信回線として利用し、機器のコードをコンセントに挿すだけで通信ができる高速電力線通信(PLC)が注目を集めている。日本では規制の関係で商用化は数年後と見られるが、対応チップのサンプル出荷が始まるなど、技術的には実用化の時期が見えている。幕張メッセで10月8日まで開催されたCEATEC JAPAN 2005では、複数の企業がPLC関連機器を展示していた。
松下電器産業は、PLCを使ってネットワークカメラをPCで遠隔操作したり(写真1)、サーバに保存したHD(高品位)映像をテレビに表示させたりするデモンストレーションを示した(写真2)。
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