デジタルアーツは9月14日、インターネットカフェや漫画喫茶などでのインターネット利用を想定したフィルタリングソフト「i-フィルター for ネットカフェ」を発表した。
i-フィルター for ネットカフェは、利用者の年齢に応じて自動的にフィルタリング設定が可能な点が特徴だ。来店したユーザーが受付手続きすると同時に、その年齢に応じて使用端末にフィルタリングを自動設定できる。このため、あらかじめ店舗やPCをゾーンで分ける必要がない。汎用的なPOSシステムと連動できるようにもなっている。
インターネットに関連した犯罪に未成年者が巻き込まれることを抑止するために開発されたもので、有害サイト等のURLフィルタリングやコンテンツフィルタリングのほか、利用時間帯制限および持ち時間制限、ログ取得、個人情報などの送信ブロック、アプリケーション制限などの機能がある。
発売は年9月下旬の予定で、価格はオープンとなっている。POS連動版と、POS連動機能のない汎用版を用意。すでにジャイロの運営する「インターネット&漫画喫茶 ほっとBBステーション」への採用が決定している。今後はソフトバンクグループのビー・ビー・サーブと組み、複合カフェを中心にソフトの販売をすすめる。
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