ついに日本でもブログが世論を動かすか--総選挙特集が続々と登場

藤本京子(編集部)2005年08月10日 22時05分

 ファンコミュニケーションズとアイビィ・コミュニケーションズは8月10日、両社の運営するブログ情報ポータルサイト「BlogPeople」における「BlogPeople トラックバック・ピープル」にて、「2005総選挙」を特集として設置した。

 BlogPeople トラックバック・ピープルは、BlogPeople内に設定された特定の話題にトラックバックを送ることで、その話題に興味がある人とのつながりを作ることができるサービスだ。

 同サービスに2005総選挙特集を設置することで、総選挙関連の記事が1カ所に集約され、さまざまな意見を効率的にまとめて読むことができる。両社では、「トラックバックという能動的な行為を必要とすることで、検索システムで探した記事に比べ、より深く良質な記事だけが読める」としている。

 また、トラックバックされた記事は、リスト化されてBlogPeopleの会員のブログサイトに配信されるため、サイトを見なくても自分のブログ内で新着記事を読むことも可能だ。総選挙関連の記事を書いたブログであれば、BlogPeopleの会員でなくても自由にトラックバックをつけることができる。

 総選挙関連の特集コーナーは、ブログ検索サイトを運営するテクノラティジャパンでも8月8日に開設している(関連記事)。米Technoratiでは、2004年の大統領選挙の際にテレビ局と連携し、選挙演説中などにおける選挙関連のブログ情報を提供した。テクノラティジャパンやBlogPeopleによる選挙特集コーナーの設置は、こうした米国の動きに一歩近づくものと言えそうだ。

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