オークション・ショッピングサイトのビッダーズを手がけるディー・エヌ・エー(DeNA)は8月8日、同社に出店していたAMC(運営はセンターロード)で商品を購入した顧客に対して、不正請求等に関する注意喚起のメールを8月7日付けで配信したと発表した。
これは、楽天市場のAMCで取引した顧客の情報が流出したことに関連して、楽天側から「楽天以外のサイトで購入手続きが行われたと思われる取引情報が少なくとも8545件含まれていた」と発表されたことを受けたものだ(関連記事)。
第一報で記載したとおり、AMCは自社サイト、楽天市場のほかにビッダーズにも出店していることから、DeNAでは個人情報が流出した経路や内容についてAMCや楽天に問い合わせをして情報を収集している。その確認ができていないため、「現時点では、ビッダーズで購入されたお客様の情報が流出した事実については確認できておりません」としている。
なお、ビッダーズにおけるAMCのサイトは、DeNAの措置で7月25日の午前中から「店舗の改装中」と表示し、休止状態になっている。
ビッダーズにおける顧客の取引情報は、有料で出店している法人であれば、特に期間などに制限がなく店舗側が自由に一括ダウンロードできる。この情報には、取引顧客の住所や氏名、購入商品などのほか、クレジットカード番号も含まれる。
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