楽天は7月23日、楽天市場に出店している店舗の一部取引に係る個人情報が流出したと発表した。
マスコミから「楽天市場の店舗での取引に係る個人情報が流出しているという情報があるが、真実か」との問い合わせが楽天にあり、このマスコミの持っていた流出情報を照合したところ店舗の情報と合致したため、流出の事実が判明した。
流出が判明した店舗は、株式会社センターロードが運営する輸入雑貨販売のAMCだ。楽天へは、2002年3月にから出店している。このサイトは流出が発覚したあと閉鎖されている。このほか、現在わかっている内容は以下のとおり。
楽天では、「これまで、店舗がメールを誤配信したために顧客の氏名などが流出したケースは数回あるが、クレジットカード番号までが流出したのは初めてのことだ」(楽天広報)としている。
今回の情報流出は、マスコミの持っていた流出情報と照合して判明したため、この店舗の情報がこれ以上流出しているのか、また他の店舗の情報が流出した可能性があるのかどうかは、まだわかっていない。それは、今回の情報流出の原因がまだ判明していないためだ。
なお、今回流出が発覚したAMC(センターロード)は、ディー・エヌ・エーのビッダーズにも出店している。また、公式サイトは http://www.amcamc.co.jp/で、ワイズカートのECサイト構築ASPサービスを利用している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」