ファブリカコミュニケーションズは8月5日、誰にでも簡単にフラッシュストリーミング方式での動画配信ができるサービス「ムービーキャスター」を開始した。
ムービーキャスターは、同社運営の車検索サイト「車選び.com」で培ったフラッシュストリーミング技術を応用したもの。FLV(フラッシュビデオ)ファイル変換エンジンとストリーミングサーバが一体となったものだ。ユーザーは同サイトにアクセスし、配信したい動画ファイルをアップロードする。アップロードしたファイルは自動的にFLVファイルに変換、即時に動画配信を始められる。転送ビットレートも1Mbps/500kbps/300Kbps/100Kbpsから選択可能だ。
サーバにアップロード・変換できるファイル容量は1回に30MBまでで、動画ファイルはAVI/VOD/MOV/MPEG-4など9種に対応している。広告の表示される個人用サービスの利用は無料だが、商用の場合は有料サービスとなり、ストリーミングサーバレンタル料金(200MB/月額4800円から)+FLV変換料金(1回315円)が必要になる。動画配信するプレイヤーの大きさやデザインは数種類の中から選べる。
同社では今後、ブログユーザーに向け「動画ブログ」やオークション出品への動画活用などフラッシュストリーミング技術・ノウハウをコアとしたサービスを展開する。
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