サイバー・コミュニケーションズ(CCI)とJストリームは6月29日、Flashを利用したインターネットCM配信「Flash CM」用のモジュールを開発したと発表した。
CCIは従来Windows Media Playerを利用して動画のCMを配信していたが、より軽快に動作して広く普及しているFlash Playerでの配信を採用した。これにより、より多くのOSおよびブラウザを対象にCMを配信できるため、視聴可能ユーザー数が増加する見込みだ。将来的には携帯電話等への配信も視野に入れている。
配信にあたってはJストリームのMacromedia Flash Communication Serverを利用する。Flash Videoフォーマットで配信することで、著作権等の各種権利処理においても障壁の少ないストリーミング配信が可能になる。また、各ネットメディアは既存の広告配信エンジンと組み合わせて利用できるため、広告商品開発が自在になる。今後は希望媒体にはモジュールを順次提供していく予定だ。
このシステムを利用したCMの第1弾は、6月29日から「ORICON STYLE」のトップページで開始される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」