マクロメディア(大沢幸弘社長)と電通テック(小川茂也社長)は、Flash Videoを利用したブロードバンド映像広告の技術体系「Flash CM」の関連技術として、制作管理データの運用、管理アプリケーション「Flash CM Converter」を共同で開発した。
同製品は、Flash Videoファイル内部に広告規格などの制作管理データを「メタデータ」として埋め込むアプリケーション。これまで別ファイルだった映像・音声データと管理データを一体化することにより、運用、管理を効率化する。
また、複雑な流通経路においても制作管理データの紛失や誤認を防ぐほか、他のアプリケーションによるデータ入力や確認が不可能なため、データの安全性を保証する。さらに映像や音楽データに手を加えず管理データを添付するため、ファイルの品質劣化を防ぐ効果もある。
Macromedia Flashの標準技術のみで開発されており、すべてのFlash Video再生環境において利用可能になる。また他のFlash技術やWebソリューションとも連動できる。提供方法および時期は未定だが、6月14日にパシフィコ横浜で開催される「マクロメディア集中ゼミ」にて詳細を公開する予定。
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