標準技術へのこだわり
IBMは、標準技術を使って開発され、コンポーネント化されたコラボレーションツールのスイートであるWorkplaceを提供する一方で、NotesとWebSphere Portalの現行ユーザーには、製品アップグレードを提供することで、これらの顧客を維持したいと考えている。
また、同社は、NotesやDominoについて、標準技術や、DB2データベースなどのIBM製品を活用した再構築を行っている。
7月にIBMは、フォームベースのワークフローアプリケーションを作成したり稼働させたりするツールを開発するPureEdgeを買収した。主な買収理由として、PureEdgeのソフトウェアがXMLベースのフォーム仕様の標準であるXFormsをサポートしている点をGoyalは挙げている。
テキストエディタや表計算ソフトを含む生産性アプリケーションであるWorkplaceも、OpenDocumentフォーマットをサポートしており、今後も同仕様の変化に対応していくとGoyalは述べる。
異なるアプリケーション間でのデータ交換を容易にする標準仕様にこだわることで、IBMはMicrosoft製品との戦略の差別化を図っている。
「Microsoftは、(OpenDocumentフォーマットを)支持していない。しかし、いずれは、標準仕様に準拠した製品が勝利すると確信している」(Goyal)
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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