アイリバー・ジャパンは6月29日、2.2型のQVGA TFTカラー液晶を搭載し、MPEG4の動画やFlash Liteなどが楽しめるデジタルミュージックプレイヤー「U10」など3モデルを発表した。
アイリバー・ジャパンの遠藤社長は、「2005年はデジタルオーディオプレイヤーが、MDやCDなどの既存ポータブルオーディオプレイヤーから本格的に代替えするステージに突入した」として、
8月に発売予定の「U10」は、液晶画面のふちを上下左右にクリックすると操作できる、これまでにないインターフェースが大きな特徴だ。複雑なボタンは一切ないため、直感的に使える。テキスト形式のファイルを表示できる「テキストビューワー」やボイスレコーディング機能、FMチューナーも内蔵。動画や別売のクレードルを利用すれば、オーディオ機器から直接録音できるダイレクトエンコーディングが行えるほか、スピーカーが内蔵されているため、テーブルの上で音楽を楽しむことができる。価格は512Mバイトモデル(直販限定)が2万4980円、1Gバイトモデルが2万9980円。
このほかに、価格をおさえたエントリーユーザー向けの「T30」、USBコネクタを内蔵した「T20」を7月から発売する。T30は単4アルカリ電池1本で約20時間の再生が可能だ。価格は、256Mバイトモデル(直販限定)9980円〜。T20は、リチウムポリマー充電池を内蔵し、2時間の充電で最大15時間の再生が可能。価格は、256Mバイトモデル(直販限定)1万2980円〜。
また、米国のインターネットラジオ市場で知られるAudioFeast社と共同で、日本のアイリバー製品ユーザー向けに、テストマーケティングを行うと発表。6月30日〜7月31日までの期間限定となる。まずは、iriver IFP-780/790/795/799、IFP-880/890/895/899に対応し、利用するためのファームウェアは7月上旬からアイリバーのホームページで公開するとのこと。続いて、H10シリーズなどにも順次対応していくとしている。
アイリバー・ジャパン
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