アイリバー、デジカメ搭載の携帯型デジタルオーディオを発表

 アイリバー・ジャパン(遠藤信久社長)は4月28日、本体にデジタルカメラ機能を搭載した携帯型デジタルオーディオプレーヤー「iFP-1090 Prism Eye(プリズム・アイ)」を発表した。「river e・Store」を含むオンラインショップサイト専用モデルとして、5月下旬に発売する。オープンプライスで、直販価格は2万9800円。

 新製品は、本体に30万画素の超小型デジタルカメラを内蔵した新感覚のデジタルオーディオプレーヤー。低照度補強CMOSセンサーを採用し、暗い所でも色鮮やかに撮影できる。液晶画面には、iriver製品では初の1.2インチ26万色グラフィックLCDを採用し、撮影したイメージをその場で確認できる。

 iriver独自のサウンドシステム「Xtreme EQ」、「Xtreme 3D」を搭載しているほか、従来製品に比べて、ヘッドホン出力を約50%アップ。これまで以上にハイクオリティな音楽再生を実現する。

 256MBのフラッシュメモリを内蔵し、カメラ撮影の場合はJPEG画像で最大約800枚(解像度640×480ピクセルで撮影した場合)、音楽データで約60曲(4分の曲を圧縮レート128Kbps/MP3形式で圧縮した場合)を収録可能。また、近く公開予定のファームウェアを利用して、プレーヤーをUMS(USB大容量記憶装置)バージョンに変更することで、ポータブルUSBストレージとしても使用できる。その他、FMチューナーやボイスレコーディング機能など多彩な機能も搭載している。

 同社では、普段パソコン専門店に足を運ばないユーザー層に対して、さまざまなアプローチを展開しており、今回のオンラインショップサイト専用モデルの投入もその一環となる。どこからでも手軽に商品を購入できるオンラインショップサイトの販売を強化することで、近くにパソコン専門店や家電量販店などがないユーザーにも、iriver製品を訴求していく。

アイリバー・ジャパン

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