ACCESSと沖電気工業は6月23日、モバイルIP電話向けソリューション分野で協業すると発表した。両社はウェブサイト閲覧とVoIPの両機能を統合した環境の開発を終えており、「今後具体的な商品化を進める」としている。
両社は、ACCESSの携帯端末向けソフトウェアスイート「NetFront Mobile Client Suite」と沖電気のVoIPシステムを組み合わせ、ウェブサイト閲覧とVoIPを統合したモバイルIP電話環境「VoIP統合クライアント環境」を開発した。同環境はさまざまなプラットフォームに対応可能なよう設計されているため、国外のIP電話市場にも適用できる。
両社では、通信キャリアや情報端末メーカーに向けて「高品位な音声通話が可能な情報端末を実現する環境」(両社)の提供を目指す。
なお、ACCESSは第8回組込みシステム開発技術展(6月29日〜7月1日、東京ビッグサイト)で、沖電気はワイアレスジャパン2005(7月13〜15日、同)で、同環境のデモンストレーションを行う。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス