デルは6月7日、マルチメディア機能が特徴の家庭向け新型デスクトップPC「Dimension 5100C」「同9100」「同XPS Gen5」を発表し、販売を開始した。最小構成時の税込み価格は、5100Cが9万1350円、9100が9万9750円、XPS Gen5が18万9000円。
5100Cと9100は、デジタルホームネットワークを実現するためのPC。テレビ、オーディオ、PCの3機能を備え、ネットワーク経由で寝室やリビング、書斎など家庭内のどこからでもテレビ番組や音楽を楽しめる。ホームビデオで撮影した映像を、複数の部屋で同時に見ることも可能。テレビ番組の視聴や録画、DVDや音楽CDの作成、再生などはリモコンで操作できる。冷却効率に優れる新設計のBTXシャーシを採用した。
5100Cは、HTテクノロジ インテルPentium 4プロセッサを搭載する。PCI Expressを備え、高速な処理にも対応できるという。最大400GBのハードディスク(HDD)を内蔵できるので、長時間の映像データの保存も可能。6月14日に販売を開始する。
9100は、HTテクノロジ インテルPentium 4プロセッサ630を搭載しており、「デジタルホームネットワークの中心として使えるハイパフォーマンスデスクトップ」(同社)。デュアルコアプロセッサであるインテル Pentium Dプロセッサにも対応している。単体で500GBのシリアルATA(SATA)HDDを選択可能で、最大1TBまで内蔵できる。RAID構成も可能。6月7日に販売を開始する。
また、XPS Gen5のプロセッサはインテルPentium D。最大1.5TBのHDDを搭載でき、RAID設定にも対応している。「オンラインゲームや3次元CG、プロダクトデザインなど、最速レベルの処理能力を求めるユーザー向けのハイエンド製品」(同社)。6月7日に販売を開始する。
推奨構成時の仕様と税込み価格は以下の通り。
【Dimension 5100C】
【Dimension 9100】
【Dimension XPS Gen5】
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