ネットでも盛り上がりをみせる米国版「スター誕生」

Leslie Katz(CNET News.com)2005年05月25日 22時03分
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 米国時間24日、数千万人もの有権者が集まり、現代で最も重要な問題に答えを出す。その問題とは、4人目の「American Idol」になるのは誰かということで、最後まで残っているのは、ぎこちないがキュートなカントリー歌手のCarrie Underwoodと、無頓着で鬱屈したロッカーのBo Biceの2人だ。

 24日の2人の対決は、3100万人の視聴者を集めるとみられており、結果が発表される25日夜の放送は、さらに多くの人々が観ることになると予想されている。だが、ウェブでは、実際の対決よりも大きな騒ぎとなっているようだ。2人のファンや、評論家気取りの人間がサイトをはしごし、次々と今シーズンのベストやワーストについてコメントしているのだ。

 New York Daily NewsのJim Farberは、後者に属するようで、「どちらが選ばれようが、4シーズン目となるAIの歴代チャンピオンのなかで、最悪の勝利者となるだろう」と書いている。

 Farberは、CarrieとBoとの対決を、文化的に無意味な「選択肢のない選択」だと表現しながら、次のように書いている。「彼女(Carrie)はカントリーミュージックで勝負しており、Shania Twainに似せた作り物っぽい彼女を見ていると、その存在意義は何なのかと思わずにいられない。彼(Bo)はバーの歌手向きで、どういうわけか自分自身をLynyrd Skynyrdのメンバーと誤解してしまっている。いっそのこと、今シーズンは勝者なしにした方がよいのではないか。でも、そのような慈悲がわれわれを救うようなことはないだろう」(Farber)

 それでも、Farberは個人的な好みを白状している。

 「私はBo派だ。その理由は、彼の方がプロフィールが良いし、『Saturday Night Live』に絡む冗談を思いつかせる能力はいうまでもない」(Farber)

 New York Newsdayは今シーズンのAIについて、Farberとはまったく異なる見解を示している。有望な挑戦者がなぜか落とされていったことや、電話投票の混線、審査員と挑戦者の間で交わされた無意味なやりとり、挑戦者の逮捕経歴の暴露(番組が2晩続けて中断したことから視聴者は慣れっこになった)など、おいしいスキャンダルが相次いだからだ。

 「『Idol(American Idolの略称)』はついに、本物のタレントコンテストになった。単にVery Good対Very Cuteの争いではなく、Very Good対Very Goodの争いになった(でなければ、Scott Savolの魅力をどう説明するのか)」と同紙のVerne Gayは書いている。

 24日、ウェブサイト「Fans Of Reality TV」のAIフォーラム内のメッセージボードに立てられた「Season 4: In 1 word?(4シーズン目を一言で言うと?)」というスレッドには、わずか数時間で100件以上の書き込みが寄せられている。この中には、「退屈」「やりすぎ」「すばらしい」「予測がつかない」「予測できる」「(『Bo』とかけて『bodacious』)注目」「やらせ」「うんざり」「前よりまし」「(気乗りしないパフォーマンスを見た後、審査員のRandy Jacksonが用いる典型的なコメント『a-ight』を引用して)まあよし」などが並んでいる。

 America Online(AOL)では、AOLユーザーの検索数を元に、勝者はBoになるという予測をはじき出している。AOL Televisionの調査によると、Boの勝率は61%でCarrieは39%だという。AOLはこの詳細を記したプレスリリースも発表している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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