ビットワレットとサイバードは5月24日、、ビットワレットの電子マネー「Edy」のユーザーを共同で会員化し、新事業を推進することで提携した。Edyの技術基盤「FeliCa」を搭載した携帯電話の機能を活用する広告や、電子クーポン、マーケティング事業を共同で展開していく。
両社は、Edyカード保有者やFeliCa搭載携帯電話のEdyサービス登録会員、各種キャンペーン参加者などを対象に、Edyユーザー向け会員サービス「Edy‐Style」への加入を図る。
Edy‐Style会員のFeliCa搭載携帯電話ユーザーには、各Edy加盟店の会員証やポイントカードとして共通利用できるアプリケーション「Edy‐Styleアプリ」を無償提供する。このアプリケーションを使用すると、電子クーポンの受け取りや加盟店の検索、各加盟店での利用金額履歴とEdy残高の確認などが行える。
なお、Edy‐Styleアプリは、サイバードの開発したiモードFeliCa対応携帯電話向け会員証/ポイントカード一括管理アプリケーション「Mobile Wallet」(仮称)の機能を組み込んでいる。Mobile Wallet対応サービスへの参加を表明した企業や店舗は、引き続きEdy‐Styleにも参画する。
両社は、初年度200万人、3年後に1000万人超のEdy‐Style会員獲得を目指す。この事業提携による広告関連事業の売上高として、3年後に100億円を見込む。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス