沖電気工業は4月21日、ビットワレットと共同でプリペイド型電子マネー「Edy」を使った「Edyギフト」の中継サービスを提供開始したと発表した。
「Edyギフト」とは、キャンペーンなどの販売促進を行う際に購入金額の一部やポイント、会員登録や資料請求の謝礼を、プリペイド型電子マネー「Edy」としてユーザーの「Edyカード」や「Edyケータイ」にプレゼントするサービスだ。企業がビットワレットへ依頼データを送るには専用線とファイル提供という2種類の方法があったが、設備導入コストの高さや、ポイント提供まで時間がかかるといった問題を抱えていた。
今回の中継サービスは、ビットワレットのEdyギフトサーバと各企業の間に「受付サーバ」が設置されている。企業担当者がウェブ上で操作やHTTPSによる自動アップロードを行い、依頼データを即時に中継するというものだ。これにより、企業IP-VPNなどの専用線接続を行うことなく、低コストかつ迅速に「Edyギフト」の提供が可能となる。既にNTTドコモ北海道、NTTドコモ関西、ドコモ中国、日本オラクルをはじめとする各企業が利用を開始している。
両社は今後、インターネット上のショッピングモール、コンテンツ販売サイト、ショッピングモール、コンビニエンスストア、レストラン、ホテルなど幅広い業態に「Edyギフト」を展開。さらに「Edy」と連携した新しいソリューションを開発し提供していくという。
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