Nano-Proprietaryというテキサス州オースチンの会社が、SED技術をめぐってキヤノンを提訴した。同社は、米国時間12日にテキサス州西部連邦地裁に提出した訴状のなかで、キヤノンが発売を計画しているSEDテレビが、1999年に同社とキヤノンが結んだライセンス契約に違反していると主張している。
SED、もしくはカーボンナノチューブを使った同様の構造のテレビは従来のテレビより鮮明な映像を再現でき、本体の薄型化も可能になる。
キヤノンと東芝は2004年にSEDパネルを製造する合弁会社を設立し、それぞれ2006年にこのパネルを使ったテレビの発売を計画している。Nano-Proprietaryの主張によると、キヤノンは同社とのライセンス契約で得た権利を合弁会社に移しており、これは契約違反であるという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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