東芝は9月28日、2004年4月に発表した中期経営計画に基づき映像事業を新たな収益の柱として強化し、積極的に事業を推進するための重点施策を発表した。
商品戦略としては、映像技術、半導体、ストレージ技術、ネットワーク技術を市場に投入して差別化を図る。デジタルハイビジョン液晶テレビやHDDオーディオプレイヤー、HDD&DVDビデオレコーダーや次世代薄型ディスプレイパネルSEDを搭載したテレビなどの販売を推進し、売上とシェアの拡大を図る。また、テレビやDVDレコーダーの通販ショップサイト「Shop Toshiba(1048)」を10月1日に開設。販売およびサービス・サポートも強化する。
さらに同社では、国内の薄型テレビの開発、設計、製造部門を深谷工場に集結。これにより、今後の製品開発や商品の市場投入へのスピードを加速させるなど、一貫した製造・開発体制を構築する。
ハードディスクや映像技術といったコア技術を活かした差異化商品を開発するための新規事業推進室を10月1日付けで新設する。これにより、新コンセプト商品の事業企画・商品企画、ビジネスモデル構築や、国内外の営業、製品開発を進め、事業化するための活動を加速させる。また、同様にDVD事業推進室を新設し、事業戦略の立案や関連商品の企画開発、展示会などによるプロモーションの促進を図るとしている。
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