米Wind Riverとソフトウェア開発ツール関連の業界団体であるEclipse Foundationは、Eclipseデバイスソフトウェア開発プラットフォームプロジェクトを立ち上げる。ウインドリバーが米国時間3月8日に明らかにしたもの。これに伴い、ウインドリバーのEclipse Foundationにおけるメンバー資格は、アドインプロバイダから戦略的開発メンバーに変わる。
Eclipse Foundationのソフトウェア開発プラットフォームEclipseは、エンタープライズ市場において普及が進んでおり、組み込み機器などのデバイスソフトウェア分野でもソフトウェア開発ツールとして採用され始めているという。
デバイスソフトウェア開発プラットフォームプロジェクトの目的は、複数ベンダーのサポートするオープンソース開発ツールプラットフォームを開発することである。「同プラットフォームを使用すると、さまざまなOS、接続方式、対象アーキテクチャで動作するソフトウェアの開発が容易になる」(同社)
当初、同プロジェクトでは、デバイス上のアプリケーション作成/デバッグ/解析や、OSとミドルウェアコンポーネントの設定を行うターゲット管理用フレームワーク、基盤となるツールの開発に焦点を絞って活動する。
この取り組みに対し、米Intel、米IBMなどが支援を表明している。
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