NTTコムウェアは2月28日、Eclipse Foundationの支援により「Eclipse Japan Working Group」を設立すると発表した。ソフトウェア開発/実行環境であるEclipse Platformの企業規模での利用を促進するためのもので、国内での設立は初めてとなる。
Eclipseとは、Java開発者を中心に利用が拡大しているオープンソースの統合ソフトウェア開発環境。機能を拡充するプラグイン形式は数百種類に及ぶ。
今回設立されるEclipse Japan Working Groupでは、Eclipseを利用によるためのインフラ条件(ハードウェア仕様、OS)の推奨、企業規模で利用できるプラグイン(機能、品質、安全性など)の評価、企業規模で標準化する機能(メトリクスなど)をとりまとめ、プラグイン開発を推進するなどの活動が行われる。また、Eclipse Foundationに対する要望や意見も挙げていく予定。
設立に際しては日本IBMの協力を得るとともに、Eclipse Foundationに加盟している富士通と日立製作所も参加を予定している。NTTコムウェアでは、2005年4月の設立に向けて事務局を設置するほか、上記企業との連携で会則の策定や設立発表セミナーの準備活動も進められている。
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