NTTコミュニケーションズは3月7日、企業向けの高信頼ネットワークサービス「ギガストリーム」において、同日よりビル内に設置するネットワーク機器の保守運用や機器設定をセットにした「ギガストリームCPEパック」の提供を開始すると発表した。
この製品は、ビル内に設置するネットワーク機器のレンタルに加えて機器設定から保守、監視までを、ネットワークとともに安価な料金で提供するパッケージサービスだ。ユーザー企業は機器調達や保守運用にかかる負担を軽減できるほか、一元的な提供・保守・監視により全体の信頼性を向上させることができるという。
提供されるネットワーク機器は、シスコシステムズ製「Cisco831」「Cisco1751」「Cisco2621XM」「Catalyst3550-24SMI」、NEC製「IX2003」「IX2010」の6種類。サービス開始当初は「ギガストリーム」のうちイーサネット型のものに限り、帯域を完全に保証する「タイプG(Guarantee)」(インターフェースが10BASE-T/100BASE-TXのもの)から順次提供していく予定だ。
基本となるサービス内容は、「ギガストリーム」とネットワーク機器をまとめて24時間365日体制で監視。そのほか、オプションサービスとして予備のネットワーク機器をビルに設置する「コールドスタンバイサービス」、ネットワーク機器ごとの通信データを収集、グラフ化してウェブ上で閲覧可能にする「トラフィックレポート」も用意されている。
価格は、初期費用が新設工事費の7万350円〜と監視回線設置工事費の2万6880円〜。月額費用は、監視基本料の3万1500円と監視回線料の3万1500円に、各ネットワーク機器のレンタル料、機器オプション料が加わる。
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