情報処理推進機構(IPA)は、2005年2月におけるウイルス被害の届け出情報の集計結果を公開した。経済産業省が3月3日に明らかにしたもの。届け出件数は4150件で、前月の4880件に比べ15.0%減少した。ウイルスの検出数は約246万個となり、同年1月の334万個から26.3%少なくなった。
届け出件数が最も多かったのは、W32/Netskyの1064件。12カ月連続ワースト1かつ1000件以上となった。すべての届け出中に占める割合は25.6%。IPAによると、「次々に亜種(Netsky.D、Netsky.P、Netsky.Qなど)が出現し、非常に多くのウイルスメールをまき散らしている」という。
そのほかの主な集計結果は以下の通り(百分率は全体に対する割合。かっこ内は前月の状況)。
【ウイルス届け出件数】
【ウイルス検出数】
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