シスコシステムズは2月17日、国内におけるサービス拡充を目的として東京都新宿区に研究開発センター(JDC:Japan Development Centre)を開設したと発表した。
今回開設されたJDCは、次世代インターネット技術全般の研究開発を行う施設だ。ルーティングテクノロジーを主として、IPv6やマルチキャスト、モバイルIPといった最先端のインターネットテクノロジーに対する取り組みが展開される。また、既存のセキュリティ技術やサービス品質(QoSテクノロジー)の改良も実施予定となっている。
JDCのセンター長は、シスコシステムズ IPコアテクノロジーグループ 副社長のジョン・ハーパー氏が兼任。当初10人のエンジニアを雇用する予定。
そのほか、JDCでは東京大学大学院 情報理工学系研究科 助教授の江崎浩氏を中心にアドバイザリーボードを設置、産官学との連携を図りながら市場ニーズに適合したテクノロジーや製品、ソリューションの研究開発を続けていくという。
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