2004年12月の携帯電話出荷実績、新3G端末効果で5カ月ぶりに400万台超に

ニューズフロント2005年02月15日 16時13分

 電子情報技術産業協会(JEITA)は2月15日、2004年12月期の移動電話国内出荷実績を発表した。移動電話の国内総出荷数は429万8000台で、前年同月に比べ8.8%減少した。そのうち携帯/自動車電話が427万台(前年同月比8.7%減)、公衆用PHSが2万9000台(同20.8%減)だった。

  携帯/自動車電話は、5カ月ぶりに400万台を突破。前月比は11月が60.7%増、12月が13.8%増。「回復を示す実績を記録した。各キャリアが2005年を視野に、新しい第3世代端末を多数投入したためと考えられる」(JEITA)

  12月の契約数をみると、移動電話全体の純増数は45万6500台で、前月に比べ60%増えた。累積契約数は9018万7100台となり前月比0.5%増。そのうち携帯電話の純増数は50万5400台で前月比61.4%増。累積8548万3800台で同0.6%増。一方、PHSは同月に解約が4万8900台あり、累計470万3300台(同1.0%減)となった。

  また、携帯電話のIP接続サービスは同月に51万4800件の契約を獲得し、増加数は前月比53.0%増。累積実績は7355万4600件で前月比0.7%増となった。IP接続加入率は86.0%。

電子情報技術産業協会(JEITA)

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