Microsoftは米国時間4日、すでに社内導入しているElixirを外部に初めて披露した。
Microsoft会長のBill GatesはOffice関連のプログラム開発者らを前に講演し、同社が社内で進めているProject Elixirを披露した。この取り組みは、Microsoftの営業部隊がOutlookを使ってSiebelデータベース内に格納された顧客データにアクセスできるようにするというもの。
Gatesは、これまでの取り組みでは不可能だった作業が、Project ElixirではOfficeを使ってできるようになったと述べた。
Gatesは、ワシントン州レドモンドで4日まで開催されていたOffice System Developer Conferenceでの講演のなかで、「われわれは、さまざまな方法を試した。なかには膨大な時間を費やしたものもあった」と語った。
Microsoftは、数多くの企業がOfficeと他のビジネスプロセスをリンクするプログラムを開発することに期待している。同社は今回のカンファレンスでこの点を強調した。Officeは非常に広く普及しているため、同ソフトウェアの機能強化は、ほかのどのアプリケーションよりも作業者の生産性を向上させる可能性が高い。
「Officeは職場で最も利用されているソフトウェアだ」(Gates)。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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