BEA Systemsは米国時間27日、同社が計画しているコンサルティングサービスの詳細を明らかにした。このサービスは、モジュール式で柔軟なシステムを設計するための基盤として、自社ソフトウェアを売り込むためのものだ。
同社が新たに始める「Readiness Self-Assessment」サービスは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)の構築を検討している企業向け。SOAとは、企業が複数のビジネスプログラム(または「サービス」)を再利用したり統合できるようにするアプリケーション開発のアプローチを指す。標準化されたプロトコルや機能が向上したツールの登場により、コスト低減と開発時間短縮を実現するとされるSOAの構築/導入が進めやすくなっている。
BEAの提供するコンサルティングサービスのなかには、企業各社がSOAの構築に向けた計画を策定する際に、それを支援するためのアンケートも含まれる。競合するIBMと異なり、大規模なコンサルティングサービス部隊を持たないBEAは、ハイレベルなシステム設計者(または「アーキテクト」)を1ないし2名派遣して、顧客と直接やり取りさせるという戦略を採ると、同社グローバルサービス担当バイスプレジデントのBruce Grahamは説明している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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