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ゲイツが我が家にやって来る(後編)

Michael Kanellos(CNET News.com)2005年01月18日 14時03分
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 先頃、Gatesはラスベガスで開催されたConsumer Electronics Showで基調講演を行ったが、CNET News.comはその前夜にインタビューを行い、同社のコンシューマ戦略、エンターテインメント技術の融合、知的財産権に対する考え方などについて話を聞いた。本編は、そのインタビューをまとめた記事の後編である(前編はこちら)。

--エンターテインメント業界では、ゲームの収益が映画とテレビを超えるのではないかという議論が盛んに行われています。この分野では、今後どんな変化が起きると思いますか。

 ポイントは2つあります。まずはインスタントメッセージング(IM)。今後、IMは文字だけでなく、音声、映像、そして音楽も扱えるようになるでしょう。その結果、若者はもちろん、幅広い年齢層の間で急速に普及するはずです。

 Xbox Liveでは、友人とおしゃべりをし、一緒に遊んでいるような感覚がリアルに実現されつつあります。今後、より親しみやすく、幅広い年齢層に受け入れられるゲームが増えていけば、ゲームと社交、コミュニケーションの垣根は完全に崩れ去るでしょう。

 当社はこうした刺激的で、しかも使いやすい、迫力のあるグラフィックゲームを開発することができます。これは次世代Xboxにおけるわれわれの強みです。Xbox LiveとMessengerの連携もシンプルなものとなり、子供たちは「一緒にプレイしよう」「もうすぐ宿題が終わるから、そうしたらすぐにログオンするよ」といったメッセージを自然に交わすようになるでしょう。つまり、双方がオンラインで何かをするときに、「まずはゲームをしよう、その次はコミュニケーションだ」と気構える必要はなくなるのです。

--Xbox2の主要な目標を教えてください。

市場を広げること、メディア機能を付加し、PCと接続できるようにすることです。われわれはすべての家電に、こうしたWindows Media Connectの概念と、多様なフォーマットへの対応、著作権管理、そしてテレビ、画像、音楽からなるシンプルなMedia Centerのメニューを持ち込むつもりです。

 われわれがXboxを開発したのは、ビデオゲームのためだけではありません。われわれの考えるデジタル・ライフスタイルを実現するためです。次世代のXboxでは、この目的に大きく近づくことができるでしょう。初代Xboxには「優れたビデオゲーム・プラットフォームとしての信用を確立する」というシンプルな目標がありました。この目標は達成されました。この数カ月、米国ではXboxの売上がSonyのPlayStationを上回っています。確かにインストールベースではPlayStationが首位に立っていますが、Xboxも信頼できる強力なナンバー2として、その後ろにぴたりとつけているのです。また、次世代のXboxではさまざまな面で多様化が進む予定です。

 つまり、Xboxは優れたビデオゲーム機であるだけでなく、幅広いユーザーにより多くのコミュニケーションを、メディアを、そしてコネクティビティを提供するものになります。チップ性能の進化に合わせて、高精細度画像やワイヤレスにも対応していくつもりです。

 次世代のXboxはゲーム機としてもユーザーをあっといわせるものになります。しかし、これを真に画期的なものにしているのは、ほかの機器で作成された楽曲やメディアの再利用性やPCとの接続性、メッセンジャーとの連携といったコンセプトなのです。

--要は、総合的なエンターテインメントセンターであると。

 その通り。Media Center PCとXboxは完全に相補的な存在となるでしょう。その一部はすでに実現しています。PCに保存した楽曲をゲームで再生する機能がそうですし、Xboxを利用してMedia Centerの機能を拡張するコンセプトもそうです。しかし、こういったものはこの分野でわれわれがなし得ることのごく一部にすぎません。

--Xbox2といえば、興味深いのは御社がチップ設計への関与を強めていることです。

 すでに発表している通り、当社は複数の企業と重要なパートナーシップを結んでいます。チップ分野ではATIとIBMが最大のパートナーですが、ほかにも数社と提携しています。ですが、第2世代の洗練度は初代とは比べものにならないため、ツールの新機能、Liveの進化、パブリッシャーとの関係、ハードウェア設計への関与といったことについて、時期やその他のことをなかなか申し上げることができずにいます。しかし、1度目の経験をもとに、2度目の挑戦をすることが、いかに飛躍的な進化を可能にするかをお見せできる日を、私は本当に楽しみにしているのです。

--携帯型のゲーム端末に関心はありますか。

 当社はこの市場には参入していません。Sony、Nintendo、Nokiaらの熾烈な戦いを見守っているところです。ポータブルゲーム事業では、携帯電話や携帯PCに搭載してもらうことが重要ですが、Xboxチームの照準はテレビに接続されたゲーム機に定められています。Sonyが携帯ゲーム機に気をとられていることが、次世代では当社に有利に働くかもしれません。

--IE以外のブラウザが市場シェアを伸ばしています。これが御社にとって問題、あるいは懸念となるのはいつでしょうか。

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