野村総合研究所(NRI)が、レガシーシステムをオープンシステムに移行するマイグレーション(移行)ソリューションSitarの販売を11月に開始した。Sitarは、マイクロソフトのMicrosoft .NETと、インドZenSar Technologiesのシステム分析/実装技術を採用するソリューション。営業活動は3社が協力して展開する。
Sitarは、既存システムのビジネスロジックを抽出し、プログラムを再構成したうえで新プラットフォームへの移行を実行する。これにより、保守性や拡張性を大幅に向上させるとともに、システム全体として維持コストを低減できるという。
「従来のマイグレーション手法は、オリジナルのソースコードになるべく手を加えず、開発言語も基本的にそのままで移行するため、冗長な作りや重複した機能も残る。Sitarはこの欠点を解消しており、特に機能強化/拡張を重ねて内部がブラックボックス化しているようなケースにも有効」(3社)
協業における各社の担当分野は以下の通り。
3社は、マーケティングやセミナーなども共同で実施する。初年度の受注目標額は30億円。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力