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フォトレポート:TRONSHOW2005で実証実験の展示--「ユビキタスはだれでもできる」

藤本京子(CNET Japan編集部)2004年12月07日 20時41分
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 都内にて12月7日より3日間の予定で開催されているTRONSHOW2005。今年のテーマは、「だれでもできるユビキタス」だ。

 基調講演に立ったトロンプロジェクトシンポジウム実行委員会委員長の坂村健氏は、「だれでもできるということは、だれでも試すことができ、だれでも作れるものでなくてはならない。そのために今年は数多くの実証実験を行い、だれでもユビキタスが体験できる環境を整えた。また、作ることを容易にするT-Engineプラットフォームや、実証実験の支援プログラムとなるEAP(Experimental Activity Procedure)も提供している」と述べた。

 坂村氏は、基調講演にて数々の実証実験を紹介した。また、展示会場には実験で使われている(または使われる予定の)製品群が展示されていた。

UC-Phone:RFIDリーダーと光学式一次元バーコードリーダーを搭載したPHS端末。ユビキタスIDセンターが認定するucodeタグからIDを読み取り、中継サーバを介してモノや環境の詳細情報が手に入る

イーソルのTWister:T-KernelとWindows CEの協調動作モジュール。T-Engineボードにて、画面上部ではWindows CE 5.0が、下部ではT-Kernelが協調動作している

病室におけるRFIDタグの活用例:薬や点滴にタグがつけられており、病室に入ると薬が患者にとって正しいものであるかどうかを画面で表示するようになっている。これで医薬品の誤投薬を防ぐことができる

ユビキタスID技術を用いた食品トレーサビリティシステム その1:pT-Engine(p=ピコ)を利用して、畑の温度や湿度など、環境情報を自動的に取得することができる。生産者はユビキタスコミュニケータで生産情報を確認し、サーバに記録する

ユビキタスID技術を用いた食品トレーサビリティシステム その2:同システムを利用した生産物が店頭に並ぶ。生産段階、加工段階、流通段階のすべてで発生する情報を記録できる。消費者は、ユビキタスコミュニケータより生産情報を手に入れることができる。現在京急ストアで実証実験が行われており、来年春には三越本店の食料品売り場でも同システムの実験が始まるという

ユビキタス観光ガイド実証実験:島根県津和野町では、町中に赤外線アドレス機器とRFIDを埋め込んだプレートを設置、旅行者にユビキタスIDを貸し出して観光コンテンツを提供した。写真は、土産物に埋め込まれたタグの情報を読み取っているところ

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