NECは10月26日、IEEE 802.11b無線LAN対応の企業向けIP内線電話機MH210の販売を開始した。同社が同日明らかにしたもの。内線番号を1人に1つ割り当て、別の拠点でも同一の番号を継続使用できるようにすることで、「業務の効率化や知的生産性の向上、ワークスタイルの変革、通信関連コストの削減などを実現する」(同社)。
MH210を導入すると、音声/データなどのネットワークを無線LANに統合でき、レイアウト変更などにともなうネットワークの配線工数も削減できる。常に同じ個人用の内線番号を使えるので、人事異動時にIPテレフォニーサーバUNIVERGE SV7000の設定を変更する作業が減り、システム運用管理の効率も向上する。
StarOffice21/電子電話帳や、プレゼンスサーバ/ユニファイドメッセージシステムUnifiedStar Excellentと連携させると、相手の状態に応じた最適な手段で連絡が取れるようになる。UNIVERGE FOMA連携ソリューションを使うと、社内外を問わず常時アクセス可能な環境も構築できる。
リチウムイオンバッテリーを使用しており、連続通話時間は180分、連続待ち受け時間は約40時間。大きさは、高さ128.1×幅46.2×厚さ26.7mm。バッテリー込みの重さは約135g。
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