松下電器産業は、狭域通信(DSRC)マルチサービスシステムのデモンストレーション用システムに、クライアントアプリケーションとしてACCESSの車載端末向けブラウザNetFront Automotive Profileを搭載した。ACCESSが10月22日に明らかにしたもの。ACCESSは、同システムに対し、米RealNetworksのメディアプレイヤーHelix DNA Clientも供給した。
DSRCマルチサービスシステムは、有料道路の自動料金収受システム(ETC)などに使われている短距離通信用の狭帯域無線を使い、音楽や動画などのコンテンツを配信するソリューション。松下のデモンストレーション用システムでは、NetFront Automotive ProfileとHelix DNA Clientを連動させることで、ユーザーインターフェース処理、音声/動画の表示を行う。
なお、松下は同システムを、愛知芸術文化センター(愛知県名古屋市)で開催中のITS世界会議 愛知・名古屋2004(10月18〜24日)に出展している。
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