Sun Microsystemsが米国時間14日、9月26日締めの四半期決算を発表した。それによると同社は第1四半期に1億7400万ドル(1株当たり5セント)の損失を計上したという。この数値には、Kodak特許訴訟で同社が支払うことになった8200万ドルも含まれている。
しかし同社は、これらの項目を除外した場合の利益は1300万ドル(1株当たりの損益ゼロ)になると発表した。Thomson First Callがまとめたアナリストの予想平均値では、損失が1株あたり3セントとなっていた。
同社株は同日、5セント(1%)下げ、3.97ドルで通常取引を終えたが、取引終了後の売買では12セント(3%)高の4.09ドルをつけた。
売上高は前年同期比3.6%増の26億3000万ドルで、2期連続で増加した。しかし、この数値はアナリスト予測の27億1000万ドルを下回る。
Sunは今年4月、収益立て直しのための3カ年計画における3度目の大幅な人員削減計画として3300人のレイオフを発表した。しかし、同社最高財務責任者(CFO)Steve McGowanによると、実際のレイオフ対象者数は3500人に増えたという。現在のところ既に2900人が解雇されており、残り600人にも解雇通知が渡っていると同氏は述べる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをCNET Japanが日本向けに編集したものです。
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