ジュニパーネットワークスは、セキュリティアプライアンス製品NetScreenシリーズ用OSの新版NetScreen Screen OS 5.1(Screen OS 5.1)を発表した。このScreen OS 5.1では、ネットワークを介したサービスに関するセキュリティ機能を重点的に強化している。
VoIPやIMといったネットワーク越しに利用するアプリケーションは、利便性にすぐれるもののセキュリティ上のリスクが高くなるという問題もある。同社は、Screen OS 5.1は、こういったアプリケーションに対応したセキュリティを、通信のパフォーマンスと信頼性を損なわずに提供するものだとしている。
VoIPに関しては、VoIPに特徴的に見られるパターンのDoS攻撃にも対応。さらにファイアウォール内外でのVoIPトラフィックの継続もサポートしている。
また、ウェブフィルタリングや、ディープインスペクション・ファイアウォール機能、Windowsアプリケーションの保護機能なども追加。セキュアなアプリケーション運営とネットワークリソースの保護を実現している。
Screen OS 5.1は10月末からダウンロード可能となる。すでに同社とのサポート契約をしているユーザーは無償でアップグレードを行える。ウェブフィルタリング機能の追加については、別途ライセンス契約が必要だ。
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