マイクロソフトは10月13日、ポータルサイトMSNで音楽配信サービス「MSNミュージック」の提供を10月20日に開始することを明らかにした。東芝EMI、ワーナーミュージック・ジャパンなど10社が参加する予定で、当初5万曲、2004年度中に10万曲以上の楽曲を揃える。ダウンロード料金は、シングル1曲が158〜367円、アルバム1枚が1300〜2200円。ユーザー登録には.NET Passportを使用する。
同サービスは、ウェブサイト(現時点では未開設)または将来提供予定のメディアプレイヤーWindows Media Player 10から利用する。楽曲のフォーマットはMicrosoft Windows Media Audio(WMA)とMicrosoft Windows Media DRM ver.9で、WMAおよびDRM対応プレイヤーに転送できる。
購入した楽曲の再ダウンロード回数に制限はないが、オーディオ機器への転送は3回までとなる。ダウンロードした楽曲データはHDDに保存され、OS再インストールやPC買い替えなどの場合でも、ライセンスを再発行すれば視聴を継続できる。ただし、ライセンス再発行は3回までに限られる。
同社は検索エンジンの次版開発を現在進めており、正式版では、キーワード修正機能により入力ミスを自動修正して楽曲などを見つけられるようになる。MSNメッセンジャーやMSNスペースとの連動により、利用者間で音楽に関する情報を共有できる仕組みを作る。
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